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2004年に勤務先が原因でパニック障害とうつを発症して、その後退職。現在も治療継続。まだまだ周囲の助けが必要だけれど、少しずつ回復しています。
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読書、書道、華道
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パニック障害、うつ、退行現象など。
発症から19年目に突入。
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2025年01月16日 (Thu)
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2011年11月21日 (Mon)
今日は、お母さんと散歩したんだよ。

散歩の途中で、お花を育てている人から、菊をいっぱい貰ったんだ。

今日はお母さんが仏具も掃除してくれたんだよ。




そんな日に、純とお別れするなんて、不思議だね。

みんなが一緒に居る時を待っていてくれたんだね。

お昼はあんなに元気だったのに、急にお別れの時が来たからビックリしたよ。

うどんは美味しかったかな。パンは美味しかったかな。ご飯は美味しかったかな。

お昼から、私の肩に止まってくれてたね。

お別れの挨拶をしてくれてたのかな。

純の匂いがもう嗅げないなんて寂しいな。

でも、いっぱいいっぱい頑張ったんだもんね。

純は本当に偉いね。




純が亡くなってから、純の写真を探したよ。

良い写真が見つかって良かったよ。

純のことを書いている途中にね、地震があったよ。

広島では久しぶりの大きな地震。

我が家は震度3だったけど、縦に揺れたからとっても怖かったよ。

純が怖い思いをしなくて良かった。

純は飛んで逃げれないからね。



ココと蓮は相変わらずだよ。

今度はココの体力をつけなくちゃね。

純、見守っていてね。

純、大好きだよ。

純に会えて、純と過ごせて、私は幸せだったよ。

純、ありがとう。本当に、ありがとう。

純、おやすみ。ゆっくり休んでね。

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2011年11月21日 (Mon)
純がまだ温かい内に、純のお尻と羽根を、綺麗にしたよ。

お尻についているうんちを取ったら、血が少し滲んできたよ。

羽根の付け根にはうんちの硬いのがあったから、綿棒をぬるま湯で濡らして、拭いたよ。

羽根の色が変わっているところも拭いたよ。

嘴も拭いたよ。

少しずつ綺麗になって、少しずつ冷たくなっていったよ。





もう純は天国に行ったかな。

天国で、思いっきり飛んでいるかな。

美味しいものたくさん食べて、楽しくしているかな。

ゆっくり休んでね。

純、おやすみ。

いっぱいいっぱいありがとう。

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2011年11月21日 (Mon)
純
【撮影:2011.9.7.】


2006年11月12日(日)に家族の仲間入りをした純。

この間、5歳になりました。

人間で言うと40歳です。




純は2006年12月30日に右羽根を骨折しました。

動物病院でギプスをしました。

まだ生まれて間もないのに、飛ぶ楽しみをそんなに味わっていないのに、骨折したんです。

それでも純は健気に生きました。

強いくちばしでよじ登ったり、

骨折している羽根で必死に飛ぼうとしたり。

でも上手に飛べなくて、飛び降りるのが遅くなる感じ。

それでも、若い頃はちょっとは飛べたんだよ。

最近は、飛び降りるのも難しかったけれど。

飛べない代わりに走るのがとっても速くて、純が駆け寄って来る足音はとても可愛くて愛おしくて。

みんな笑顔になるの。



机の上に上りたくて、上を見上げて見つめる仕草がたまらない。

「エレベーターしてあげるよ」

って言って、うずくまると一生懸命よじ登ってきて、

机の上に上げてあげると、急いで降りて、遊んで。

疲れたら、食器棚に行って羽つくろいして寝るの。

しばらくして、「降りる?」って言って腕を持っていくと、

ぴょんって飛び乗ってきて、下に下ろすと、ぴょんって飛び降りてお家に帰るの。



2008年9月24日(水)には、最初の卵を産んだよ。

この時に、女の子だって分かったんだよね。

卵は孵ることは無かったけど、純は頑張って温めてたよ。



昨年末くらいから、お尻が膨らんで、最初は卵かと思って巣箱を入れていたんだけれど、

いつまで経っても産まなくて、結局、腫瘍みたいなものだってわかったんだよね。

腫瘍はどんどん大きくなって、羽根を羽ばたかせるのも出来なくなって、

それでも懸命に生きていたよ。

羽根はどんどん抜けていって、色が変わって、

腫瘍にうんちがついて、取れなくて、臭くって、

いつも気にしながら手入れしていたね。

腫瘍が大きくなってからは、ちょっとした衝撃で血が出てたね。

でも、痛がる姿を見せず、頑張って生きていたね。

そんな純の姿に、私はいっぱい勇気をもらったよ。



食べることが楽しみで、私たちが食べていると、扉に近づいてこっちを見てるの。

食べ終わって、扉を開けてあげると、「てててっ」って走ってきて、見上げるの。

パンをあげると、美味しそうに食べたね。

超熟が好きだったね。

ご飯粒も好んで食べたね。食べると言うより、飛ばしたりしてたけど。

お水を飲む時は、口に含んで、横を向いて首を縦に振るんだよね。

それがまた、可愛いんだ。



ココのことが大好きだけど、喧嘩もいっぱいしたね。

血もいっぱい出たね。

それでもやっぱり大好きで、ココが卵を抱いている時は、そっと近寄って、寝てたね。

ココと純の性格の違いが、私に大切なことを気づかせてくれて、救ってくれたよ。

ありがとう。



外で遊んで、そっと私たちの傍にきて、寝ている純。

飛べなくなって、一生懸命よじ登ってきては、膝で寝ている純。

イスの橋を渡る純。

キーボードの上で眠る純。

くちばしが強い純。

ボールやティッシュで遊ぶ純。

骨折した羽で必死に飛ぼうとする純。

カーテンで遊ぶ純。

のれんによじ登る純。

コウモリをする純。

食器棚で休む純。

いつもマイペースな純。

一生懸命に生きている純。

ココが大好きな純。

蓮から逃げる純。

食べることが大好きな純。

じっと上を見上げて見つめてくる純。

弱音を吐かない純。

本当に本当に、可愛くてかけがえのない存在の純。







2011年11月21日(月)16:40頃。

私の手のひらの上で、息を引き取りました。

5歳とおよそ1ヶ月の生涯でした。



16:30頃、自室に居た私を母が呼びました。

急いでリビングに行くと、純がへばって荒い呼吸をしていました。

急いでかごから出して手のひらに乗せると、

そのまま目を瞑り、次第に動かなくなりました。

私は涙が止まりませんでした。

こどものように泣きじゃくりました。

覚悟はしていたけれど、実際にその時がくると辛くて悲しくて。

ずっと純を撫でていました。

今でもまだ、思い出すと涙が止まりません。

純の異変に気がついてくれたのは父でした。

父のおかげで、純を看取ることができました。

ありがとう。

純にはいっぱいいっぱい救われました。

辛い時にその存在に支えてもらいました。

純と過ごした時間は、私の宝物です。

純、いっぱいいっぱいありがとう。

ゆっくり休んでね。お疲れ様。

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