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2004年に勤務先が原因でパニック障害とうつを発症して、その後退職。現在も治療継続。まだまだ周囲の助けが必要だけれど、少しずつ回復しています。
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女性
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読書、書道、華道
自己紹介:
パニック障害、うつ、退行現象など。
発症から19年目に突入。
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2015年01月10日 (Sat)
今日はとても良い天気です。

天気が良いと気持ちも明るくなります。




また、色々考えます。

人間関係を通して、自分自身の心の成長にどう影響していくのか。

改めて、

自分の心はまだ二十歳前後だと思い知らされます。




年相応




どうしてこれにこだわるかというと、自分の退行現象と精神年齢が主に関係しています。

この11年、ずっと実年齢と1歳からやり直している精神年齢(主治医には本当の自分と言われました)との差に苦しんできました。

実を言うと昔の事は殆ど覚えていません。

悪かった時のことほど、朧げにしか覚えていないのです。

実年齢が三十路を迎えるころが一番しんどかったです。

同年代は、働くか、結婚するか、子育てするか、そんな大きな転機を迎えているというのに自分だけが置いてけぼりで何の役にも立てず、誰にも必要とされず・・・

そんなことを考えてはしんどくなって、もういなくなった方が良いのに、と言うことが度々湧き上がっては自分を占領し、落としていくのです。

先日も、しんどかった時、かなり落ちてしまいました。

母に思いをぶつけたら

「生かされているんだよ。少なくともお母さんとお父さんは必要としているし、助けられているよ。」

と励ましてくれました。

昨年末に7年振りくらいに再会した先輩からは、

「あなたが悪いんじゃないよ、あなたのせいじゃないよ。病気がそうさせたんだよ。だから気にしなくて良いんだよ。」

と励ましてもらいました。

その時には前向きになれるのですが、時間が経つとまた後ろ向きになり引きずられていきます。




何のために生きているんだろう、誰かの役に立てているのかな、生きてて良いのかな。




そんなことが思い浮かんでは、弱っている自分を占領し、落としていきます。

少し体調が良ければ、少しでも出来たことを自分で言って、自分を奮い立たせることが出来るのですが、

弱っている時ほどそれをすると良いのに、それが出来ないのです。




先日、今まで自分の事を話していなかった新しい友人に自分の事を話す機会をいただきました。

自分の事を話す、というのは、実は私にとってはとても大切なことで、

人に話すことによって初めて自分自身を客観視出来て、





なんだよ、もっと前向きに生きようよ。そんなの大したことないよ。一度しかない人生じゃない、そんなの気にしたってしょうがないよ。大丈夫だよ、きっと良くなるよ。社会復帰出来るようになるよ。




というような前向きな気持ちが湧いてくるのです。

ただ、話しながらも退行したりするので、それを受け入れてくださる相手じゃないと難しいのですが。





先輩が言って下さった

「あなたは誇れるものをいっぱいもっているんだよ。これからは宝物探しをしていくんだよ。」

という言葉が、とてもとても残っています。





そうなんです。

こんな状態の私のことを気にかけてくれて、声をかけてくれる大切な人たち。

その人たちが、私の何よりの宝物なのです。

それを幸せと感じているのに、自分を貶めてはいけないのです。





先日、また別の友人と一年ぶりくらいに話す機会をいただいて相談したところ

「相手はあなたのことを受け止めて認めてくれているのに、そのあなたが自分自身を卑下していたら、それは相手にとってはとても辛いことだよ。もっとポジティブに生きようよ。」

とアドバイスしてくれました。

本当にそうですよね。

私はなんと失礼なことを繰り返しているのでしょう。

もっと、自分で自分を認めないと、受け入れないと、

ここまで付き合ってくださった沢山の方々に申し訳ないですものね。




こうして、自分がどこまでも落ちていきそうなその時、人生の分岐点であろうその時々に、多くの方々に支えられ、私は今まで生かされてきて、そして今、こうして生きているのです。

本当にありがたいことです。

幾度となく死のうとした時、いろんな場所から飛び降りようとしたり、刃物で体を傷つけようとした時、このまま突っ込んで行ったら楽になるという考えにとらわれた時、そんな色んな時に周りの方々に止めていただいたこと、今では感謝しています。

ありがとうございました。




まだまだ波が激しいのですが、もっと強く強く強く、ならないといけないのです。

今年もまた踏ん張りどころです。




大波小波、揺られて揺れて、その先へ漕ぎ出でば、そこには新たな世界が広がっている。

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