そしてまた

だれかがいうんだろう
わたしのことをよわむしだと
そういったひとがいた
まえに
そうなんだろうか
そうなんだろうね
よのなかのひとからみたらなんたんなんか
あまちゃんなんだろうね
だけどなんたんからみたあなたたちもあまちゃんだよ
そうじゃないひともいるけどね
なんたんはどうしてこんなになったんだろうね
なんたんがいったいなにをしたっていうの
なんでこんなにならなくちゃいけないの
びょうきににげてるっていわないで
そんなにいうならかわってみろ
みんなくるしいんだよ
それをそんなふうにいわないで
どうしてどんどんくるしめるの
なんたんはただいきていたいのに
ふつうのひとのようにいきていたいのに
それができないの
それをびょうきににげてるなんていわれたらどれだけきずつくなんてかんがえないんだろうね
くるしいんだよ
こんなじぶんだいきらいだ
だいきらい
げんきになりたいよ
ふつうになりたいよ
じぶんをすきになりたいのに
たのしいことばかりをかんがえたいのに
どこかでたががはずれると
さいあくのことしかかんがえられなくなるんだよ
もういやだ
もういやなんだよ

こんなわたしのことすきになってくれるひとなんていないんだ
ひとりぼっちどこまでもひとりぼっちいつまでも
さみしいじんせいだね
かなしいにんげんだね
どうせなんたんなんてこんなもんなんだろう
そんなかちもないにんげんなんだろう
かなしいよ　とてつもなく
とまらないよ　あふれるなみだ