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2004年に勤務先が原因でパニック障害とうつを発症して、その後退職。現在も治療継続。まだまだ周囲の助けが必要だけれど、少しずつ回復しています。
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パニック障害、うつ、退行現象など。
発症から19年目に突入。
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2006年09月06日 (Wed)
ただいま。

ようやく落ち着いて帰って来ました。

多分、原因はビデオを見たことだと考えられます。

それが無意識のところで何か作用したのではないか、と。

本来は、今日はひとりの夜の予定でした。

その心の準備もできていたはずなのに、17時近くになって、急激に落ちて、

また、母に取り押さえられました。

泣き叫びながら、病院に電話しましたが、生憎、先生は休み。

○さんに電話して、それでもおさまらず、泣いてばかり。



顔が無表情になっていくのがわかるんです。

ひとしきり泣いた後、何か決意したように。

いつもそれで、ベランダに行って飛び降りようとしたり、

外に行って、どこかにいこうとしたりするんですけど、

今日は先にベランダへの窓の鍵を母に閉められ、

唯一の出口の前も、母が仁王立ちをして塞ぐという状態でした。

私の頭の中にあったのは、一刻も早く、○さんに会うということでした。



仕事中だというのはわかっています。

十分解っているんですけど、しんどくてしんどくて…

母を苦しめる言葉をたくさん吐いたりもしました。

また、母を泣かせてしまいました。

それでも苦しみから逃れることなく、救いの手を求めて、行動したかったんです。




放心状態が強いまま、母に無理やり出発させました。

車のドアも開けれない、シートベルトも自力で締められない、そんな状態で。

久しぶりにノートにぐちゃぐちゃ線を書き続けました。

何かぶつぶついいながら、指を噛みながら、右手は小刻みに震えて、線を描き続けます。



「駐車場で待とうね」

そんな母の言葉も、私の心を変えることは出来ません。

私は、園の中に行きたかったんです。

ロビーの椅子に座って、保健室を見ながら、○さんの仕事が終わるのを待ちたかったんです。

私の頭の中は、そこでノートに線を描き続けている自分の姿しか思い浮かびませんでした。





園に到着して、外に出ようとする私を必死に止める母。

金切り声で叫ぶ私。




母が園に電話して、○さんに伝言して、○さんが駐車場まで迎えに来てくれました。

そこでも泣いて叫ぶ私。

振戦は登場してるし、泣いてるし、ビシビシ書いてるし………もう、わやでした。



ただ、ロビーに行きたかったんです。

当初の想像を変えることは、これ以上ない苦痛でした。





なんとか、涙だけはおさめて、園に行きました。

久しぶりに母に付き添ってもらって。

歩いている間中も、ノートに線を書き続けます。



ロビーに入って、ソファに座って、書き続けます。

振戦が出現します。

母が横で「深呼吸」と言いながら、背中を撫でてくれます。

利用者さんや職員さんが声を掛けてくれるけど、返事をすることが出来ません。



○さんの仕事が終わるまで、30分以上、そうして待っていました。

最後の方は少し落ち着いて、退行したままですが、言葉を発せられるようになっていました。

「だいだい(バイバイ)」と言って、園を後にしました。






仕事で疲れているはずなのに、○さんは快く、迎え入れてくれました。

ようやく、さくらちゃんに会えました。

飛び跳ねてくるさくらちゃん。

顔をぺろぺろ舐めてくれるさくらちゃん。

私は、とっても幸せでした。

とっても嬉しかったです。



○さん宅に着いたときには、もう大人の私になっていました。

さくらちゃんと、○さんのおかげかな☆



ラッキーなことに、北海道のラリージャパンの様子を少しビデオで見ることができました。

鳥肌が立ちました。

本当に、ありがとうございました。



○さんには、いつもお世話になっています。

○さんが居てくださるから、最後の頼みの綱だから、そんな場所があるから、私は今も生きているんだと思います。



母にも感謝です。

いつも、私が暴れて、泣き叫んで、罵倒して……死のうとしたら、

あの小柄な身体からは想像できない力で、私を制してくれます。

○さんちにも連れて行ってくれます。

付き添ってくれます。

母がいるから、私はこうして生きていられるんだと思います。

今は、疲れ果てて、本当に力のない感じです。




多くの方に、申し訳なさとありがたさで心がいっぱいになります。

本当に、本当に、ありがとうございます。



ごめんね。もうしないように、気をつけるよ、お母さん。

だから、泣かないで。

本当に、ごめんね。いつもいつも、ありがとう。

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