彼岸花

紅く燃える花たちに、

秋の訪れを知らされて、

過去の出来事思い出し、

成長したと感じてる。








今年もまたやって来た。


紅い花は変わらねども、

其れを見る眼は変わってる。


巡り巡りてまた出会う、

炎のような君達に、

まだ活けるよと励まされ、

未来を見据えて歩き出す。


我の足元ふらつけど、

支えてくるる人が居る。


今は独りで進めねど、

後ろに見えるは我の足跡。


確かに歩いたその軌跡、

小さな積み重ねがこの心、

此処まで運んで来たんだと、

自信を持って振り返る、

自信を持って進め行く、

未来は今は雲の中、

なかなか姿は見えないが、

微かに見えるその先に、

目標の地の端っこを、

ちらりと見据えて勇気湧く。




さぁ、来年はこの僕が、

成長して羽ばたく姿、

君達に見て欲しいな、頑張るから。

それまでお別れ彼岸花。

また会いましょう、秋の日に。