時の流れ

最近、以前嵌っていたオンラインゲームに数年ぶりに復帰しました。

オンラインゲーム時代の友人たちとは、ゲームをやめてからも時折話すことがあって、

今まではゲーム関係のサイトに行くと体調が悪くなっていたのですが、

今回友人の言葉がきっかけでサイトに行く事になり、いざ行ってみると以前のように体調が悪くなることはありませんでした。

それで少し復帰したのですが、この数年の間に私は私で日々のリズムが出来ていて、

日々やることがあって、それをしてからゲームをするようにすると、以前ほどゲームに割く時間が無いことがわかりました。




ここで振り返るのは、ゲームに没頭していた時代は本当にそれしか出来なかったし、そこが逃げ場だったんだな、ってことです。

今は、友人とも会いたいし、パソコンでしたい作業もあるし、読書もしたいし、習い事にも行かせてもらっているし、出来れば散歩もしたいし、両親と会話もしたいし、お手伝いも出来る範囲でしたいし、テレビも見たいし、音楽も聴きたいし・・・

っていう感じで、以前はゲームオンリーだった生活とガラリと変わっているってことを実感する日々です。

傍から見たら何も環境が変わっていないかもしれないけれど、自分の中で自分の生活の仕方がこんなに変わったんだな、って思えました。

時の流れ、自分の成長を少しずつでも感じられるというのは、幸せなことです。



ただ、時の流れについていけていないというのも事実です。

先日言われた言葉が結構刺さっていて、

それにハッと気づかされて、気合を入れられました。




気が付けば発症して１２年目になりました。

こんなにかかるとは思いませんでした。

最初、受診した時点で休職するように主治医に言われたのに、

仕事がしたくて無理して働き続けたので、任されていた仕事がひと段落した時点でもう全く働けない状態になってしまいました。

生活全般に介護が必要なレベルに。

お手洗いに行くにもお風呂に行くにも引っ張っていってもらって。

机の前から動けず、そこでただ横になって、ご飯が運ばれて来たら起き上がって食べてまた横になって。

暴力的になって、叫び続けたり泣き続けたり、母を叩いたり噛んだり、ものに当たって壊したり、死のうとしたり。

まぁ、それに比べると今では自分で出来ることがかなり増えたし心も大分落ち着いてきたので、やっぱり少しずつでも成長しているんだな、って思えます。

全く働けなくなった時点で休職することになったのですが、主治医からは最初３ヶ月で復帰出来ると言われていたのですが、

それまで溜めていたもの、我慢していたものが一気に出て、症状がその前とは比べものにならないほどに悪化しました。

だからこそ、１２年経ってもまだこんな状態なんでしょうね。

あの時、言われた時点で休職していたら今は働いていたのかな、とか思うとなんとも言えないんですけれどね。

両親にもいつまでも負担をかけているし、世話を見てもらっているし。

早く元気になって自立しないとね。うーん。あと何年かかるのかな。




同窓会関係の案内が来るのは嬉しいし、会いたい、っては思うのですが、

その場に居る自分のことを想像するだけで胸がきゅーってなってしんどくなって退行してしまいます。

これも克服したいなぁ。どうにかならないかな。

結局、同窓会会場に行っても、皆の話は仕事のこと、家族のこと、子どものこと・・・とどこにも属さないし叶えることが出来ていない自分にとっては劣等感の塊になってしまって落ちるんですよね。

それをサラッと流せたら楽なのになぁ。

会いたいけれど、会うのが怖い。

そんな感じがずっとあって複雑ですし、情けないです。

会いたいんだけれどなぁ。。。

これもきっといつか、時間の流れと共に解決されると良いな。