毎日が行動療法

今日の華道のお稽古では、やっぱり退行してしまいました。

残念。




帰りの車中で母と色々話しました。

今させて頂いている、習い事や公民館活動など日常のさまざまなことを、両親は「治療」だと言ってくれます。

とてもありがたいことだと思います。

おかげさまで、少しずつですが出来ることも増え、外出も大分出来るようになり、人とも大分接することが出来るようになり、一人で買い物が出来るようになりました。





ひとりでコンビニにも入れなかったあの頃。

ひとりで店の中を歩けなかったあの頃。

ひとりでレジに並ぶことも出来なかったあの頃。

メールすら出来なかったあの頃。

電話なんてとても出来なかったあの頃。

活字を読むことも出来なかったあの頃。

テレビを見ることも出来なかったあの頃。

音楽を聴くことも出来なかったあの頃。

文字を書くことも出来なかったあの頃。

ひとりで外出出来なかったあの頃。

レンジでチンすることも出来なかったあの頃。

電気ポットに水を足すことも出来なかったあの頃。

ひとりでお手洗いも行けなかったあの頃。

お留守番も出来なかったあの頃。

２４時間退行していたあの頃。

一日４時間以上も怒鳴り散らしていたあの頃。

薬への依存が高かったあの頃。

生活時間が狂っていたあの頃。

ひたすら寝ていたあの頃。

包丁を持つことも出来なかったあの頃。

洗濯機のスイッチを押すことも出来なかったあの頃。

掃除機をかけることも出来なかったあの頃。









出来なかったことはまだまだいっぱいあって、今でも出来ないことはまだまだいっぱいあるけれど、

毎日、毎日、挑戦して挫けて少しずつ成長して、良くなってまた悪化してまた挑戦して・・・

いっぱい泣いて、いっぱい怒って、とってもとってもしんどくて、生きている意味も見いだせなくて、

今でもしんどくなり過ぎたらそんな状態になったりもするけれど、でも、




うん、




少しずつだけれど、成長してきた証が、今の私。

毎日、毎日、挑戦。

毎日、毎日が、行動療法。




これからも、続けていこう。

そして、いつか社会復帰を。

両親に、大切な人たちに、恩返しを。