退行は個性か

ようやく主治医の許可をいただいて、ハローワークに通い始めたのが一年前。

どうにかして働けるようにならないかと試行錯誤を繰り返した一年間でした。

７月には、実習の話も出て、これでようやく社会復帰出来ると喜んだのも束の間。

色々あって、実習が中止になりました。

そして、かなり体調も悪くなったのですが、また仕事を探し始めました。




ところで。

今の私の体調で出来そうな仕事を見つけるのがこれまた難しいのです。

まず、一番のネックは退行現象。

そして、次に来るのは潔癖。

体力もここ数年で少しはついてきたというものの、発症前に比べて格段と落ちており、直ぐに退行現象が出てダウンしてしまうので、連続で動ける時間が短いのもネックです。

また、まだ外出する事自体もかなりの負荷がかかるために、自宅から通える範囲というのが狭いのです。



そんな訳で、ここ数日は求人情報誌や、ハローワークの求人などを見ながら探しているのですが、本当に出来そうな仕事を通える範囲で見つけるのが大変です。

退行現象が無ければ、まだまだ幅は広がるのかもしれないと考えると、どうしても退行現象を否定してしまい、それが自己否定に繋がって、体調が悪化してしまいます。

退行現象さえ受け入れられれば、もう少し楽になるのでしょうが、それが出来たら苦労は有りません。

もうかれこれ１４年の付き合いですもの。一向に良くなりませんもの。

そんなこんなで、昨日はとても凹んでいたのですが、今日は書道教室に行き、退行をしても受け入れてくださる方々と過ごして、少し気持ちが晴れました。

退行を個性とはまだ完全には思えませんが、今の自分で出来る仕事を地道に探していこうと思います。

探しても、直ぐに働ける訳ではなく、主治医に相談しなくてはいけないので時間はかかると思いますが、諦めることなく仕事探しを続けていきたいです。