心の足跡 －２００４年４月（前半）－

２００４年４月１日。
私の社会人人生が始まりました。

就職先は、施設です。
そこに私は理学療法士として就職しました。
理学療法士とは、リハビリスタッフの職種のひとつです。
大学の同期で施設に就職したのは私だけ。
あとはみんな病院です。

私はこの施設のリハビリ立ち上げスタッフになりました。

「なぜ施設に就職したのか？」
よく聞かれます。
いろいろ経緯はあったのですが『何かのご縁』というのが一番合ってると思います。

さて、就職してからというもの、毎日が新鮮なものであり、一方で極度の緊張の日々でもありました。
利用者さん、職員さん、皆さんいい方たちばかりなのですが、私の性分のせいで、私は一人で緊張しまくりでした。

大学時代は片道２時間の通学（徒歩・電車・自転車）でした。
就職してからは片道１時間１５分の車通勤です。
「大学時代より短いんだから大丈夫」と高を括ってた私が愚かでした…
ただでさえ、慣れない環境・極度の緊張の連続で疲れきってる私にとって、初めての車通勤は命の危険を伴うものになってしまったのです…
社会人になり２週間。私は一人暮らしを決意しました。


２００４年４月１４日。
理学療法士国家試験の合格発表の日です。
私たち大学の同期は、全員合格し、晴れて理学療法士となったのです！
４年間の勉強の成果が出たのです！
それは、とても嬉しく、私の心を軽くしてくれました。