「遊び」という名の治療

こんなことを言ったら、嫌な思いをする人が居るかもしれない。

だけど、私にとってこれは真実。

私たち家族にとって、これは事実。



「遊び」という名の治療。



私たちは、そう思って過ごしている。

全てが治療。

全てがリハビリ。

全てが良くなるための、前に進むためのステップ。



どこかに行く度に思う。

何かが出来る度に思う。



「前より良くなった。」



と。



ひとりでしみじみと感動している。



「ここまで出来るようになったんだ。」



と。



毎回思う。

いつも思う。

何をしてても、どんな時も、

ふと自分自身を振り返って思う。



もちろん、この行動の反動は大きい。

疲労が退行現象へと跳ね返る。

昔の自分のように。

あのころの暗闇の中へ、少しだけ足を突っ込む。



だけど、前より短時間で復活できるようになった。

前より早く立ち直れるようになった。

これも、今までの成果かな。



「遊び」という名の治療。



これをするには、多くの友達の力が必要だ。

感謝している。

ありがとう、みんな。

これからも、よろしくお願いします。



前に進もう。

少しずつ、少しずつ。

いつの日か、今の自分を振り返って、

「あの頃より良くなった」

と思える日が来るように。