カエル

カタチあるもの　いずれはクズレ

イノチあるもの　いずれはシス

スベテハ　ムニカエル

スベテハ　メグル



わたしタチは　イノチノわ

ソノなかに　イキテイル

わたしタチを　カタチづくるは

チッチャナ　ちっちゃな　ブッシツたち

わたしタチは　チッチャナいのちの　シュウゴウタイ

わたしタチが　ウチュウであり

ウチュウが　わたしタチである



セイヲウケレば　シヲモウケル

いずれソノヒは　ヤッテクル

ヒカリのムコウに　カゲができ

カゲのマエには　ヒカリがある



ヒトをみてると　カンガエル

いずれコノヒトモ　ハイニナルと

このカミノケも　コノえがおも　このココロも

いずれヤカレテ　ハイニナルと

のこるのは　わずかなホネ

ムナシイ

そうかんがえると　とてもムナシイ



ヒトをみてると　カンガエル

カイボウされた　ジンタイを

あのキンニクと　あのホネと

あのジンタイと　あのシンケイ

あのケッカンと　あのリンパ

コウゾウぶつは　オナジなのに

なぜにヒトは　サベツする

なぜにミタメで　ハンダンするのだ

カワヲいちまいハガセバ　おまえたちは　みなオナジ

オナジブッシツでできている　ヒトツの種なのだ

ソノつくりは　カイボウされた　オオクノじんたいと　オナジ

みなオナジなのだ　と



ソレにきづかず　ミタメでハンダンするのは　アサハカだ

ソレにきづかず　ガイケンでハンダンするのは　オサナイ

ヒトのなかみを　みるがいい

ソノヒトのもつ　そのヒカリ

それはメデハみえなくて　オナジものはフタツトない

ソレコソそのヒトのもつ　コセイ

ソレこそコユウの　ヒカリであり

ソレこそコユウの　キボウである



キヅケ　きづけ　気付け

メにはミエナイ　そのヒカリ

メにはミエナイ　そのキボウ

メにはミエナイ　そのアカリ

ソコにキヅケバ　おまえはまた

マエにすすむ　コトとなる

ソコにキヅケバ　おまえのココロも

オロカナくるしみから　トキハナタレルだろう

オノレをみつめよ

オノレのなかにスベテがある

オノレをしるは　ホカをしること

オノレをしるは　タシャをしること

オノレをしり　オノレをみがき　アラタナせかいへ　トビタトウ

アラタナせかいを　イキテイコウ

ソコはきっと　イマヨリすみよいセカイ

イマヨリいきよいセカイ

そうネガッテ　ヒトをみる

オノレのなかのオノレをみつけるために



スベテはココにカエルのだ