年齢

精神年齢と実年齢。

これらは、必ずしも一致しない。

私もその一人だ。

現在、パニック障害による退行現象がある。

退行…つまり、赤ちゃん返りだ。

現在の私の実年齢⇒２４歳

現在の私の精神年齢⇒３～２４歳

この幅の広さは、とてもしんどいものだ。

日内変動が激しい。

それは自分ですら解らない。

神がいたずらにスイッチを入れ替えているかのように、

コロコロと、変わる。

しかし、ＴＰＯに合わせて、それを使い分けるくらいまでは回復している。…と思いたい。

そのためには、影でたくさんの退行現象が必要だ。

努力だ。

一人で過ごす時、家族と過ごす時、友と過ごす時、知らない人と過ごす時…

後者に行くほど、精神年齢を上げるように努めている。

なぜならば、余計な心配、気遣いをさせたくないからだ。

そして、迷惑をかけたくないからだ。



だが、このような精神年齢のコントロールが必要なのは、

私のようなものばかりではなく、全ての人に言えると思う。

それが出来ない人は、いくら言葉で自分のことを

「自立している（大人だ）」

と言っても、意味を成さないし、説得力がない。

それは実体を伴っていないからだ。

そんな言葉に溺れているようでは、本当の意味での「大人」とは言えないのではないだろうか。

自分を省みて欲しい。

ＴＰＯに併せた行動が出来ているのかを。

それが出来てない人。

それを認めて、受け入れるべきだと思う。

なぜなら、そこがスタート地点だからだ。



気付き、認め、受け入れる。



こうして、私たちはより高見へと成長していけるのだ。

いつまでも、それを認めない限り、その人間の精神の成長は望めない。

いつまでも、それで渡っていけるほど、世の中は甘くない。

それに気付くには、出来るだけ早いほうが良い。

若ければ、若いほど、やり直すための力がある。勢いがある。



私は成長してみせる。

いつの日か、本当の自分になるために。