波乱万丈

火曜日は波乱万丈だった。




久しぶりに我が家に帰る。

それは、忘れ物をしていたから。

それがないと、私は落ち着かない。

でも、我が家には泊まらない。

なぜなら、今はまだ実家でやることが自分の中で最優先事項だから。





…年賀状。部屋の片付け。

こればっかりは、実家じゃないと出来ない。

これが済まないと、次のステップに進めない。

まだまだ不器用な私です。








で、火曜日は朝から大忙し。

インコのお家を掃除するのが毎朝の日課。

その時に外に出して遊ばせるのも日課。

それを入れるのが、大仕事。

いつものように時間があるわけではないから、大変だった。

準備をして、母と出発。





図書館に本を返して、インコの餌を買いに行った。

いつもの餌が売り切れてた。

プチパニック。

でも、いつもの店員さんのアドバイスで、なんとか乗り越えた。



我が家に到着。

昼食を食べる。





と、その前に、またアリ退治！！

わやわや居やがる！！

こんのくそーーーーー！！！







そいで、忘れ物してたのをどんどん鞄にぶっ込む！！

メモしてたけど、大量だ。

なんで、こんなに忘れるんだろう私。





荷物が出来て、ご飯も食べた。

正月に向けて、美味しい水を調達に行く。

我が家よりさらに山奥へ１時間ほど。








しんどいので寝てた。

母さんが全部やってくれた。





調達し終わったらＵターン。

実家へ。








荷物を一旦降ろして、スーパーへ。

買い物して帰ったら、もう夕ご飯の時間。

そこでハプニング。




確かにイライラしてた。

でも、大丈夫だと思ってた。

だけど、ダメだった。









車に関することで、何かがキレタ。



怒鳴り始めた。

親父に対しても、相手に対しても、お袋にたいしても。






もう、怒りモードに突入してた。

暴言罵倒。





電話対応している親父の横で、怒鳴り散らす。

親父もパニックになってた。





わしが言うたことに対して、親父が「うるさい、だまれ」言うた。




















































プツン。





























































そうか、もう、わしはしゃべらん方がええんじゃな。

わかった。

出て行く。


用事をすませて、二度とここに戻らん。



















そう決めてから、ひたすら動いた。




























奴らのことはひたすら無視。






























もう、ノートもぐちゃぐちゃ。

厚い背表紙を力任せに破いた。引きちぎった。

ボールペンはあまりの圧力に折れた。

２本も。

それを投げつけた。

折れたボールペンで書き続けた。


ひとこともしゃべらん。


目は据わってる。




でも、頭の芯は変に冴えてる。



















心の中が座っていた。


































































年賀状を印刷する。

飯は食わん。










机の中のものを、どんどん外に放り出す。

寝る時間は過ぎている。

構わない。
















机を解体する。



























親父とお袋が何か言いよるが無視。











































管理人に電話する。


市役所に電話する。


大型ごみは手続きが要るから。





もちろん、時間外。
































































お袋がオレにずっと話しかけている。












オレは、


全てを吐き出して、そして泣いた。

泣いた。泣いた。泣いた。





















親父もお袋も泣いた。

















































プツンと切れた時。

わしは、死のうと思った。

でも、それは最良の選択じゃないから、だから出て行こうと思ったんだ。

ここに居れないし、世話にもなれない。

なんとかひとりで生きていくしかないと思った。





















たくさんたくさん考えて考えて、それで動いていたんだ。






















































































机は運び出された。

部屋には、出されたものが溢れ返っている。







































































両親になだめられながら、オレは泣きながら寝た。




















だいぶ、落ち着いた。

















明日、片付けよう。