つれづれなるままに その３

洗濯も、掃除も、料理も、全部全部しんどいんだ。

でも、頑張ってるんだ。

力の源は友達との会話なんだ。

ゲームというより、その中での会話。

それが私には必要なんだ。

ひとりでやってても、面白くない。元気なんて出るはずない。





彼は、ゲームの中で、自分は彼女が居ないと言っている。

私は、ゲームの中で、自分は彼氏が居ると言っている。





そこが、最初のしんどい点だった。







接点がなければ、こんなことにはならなかったのに。

接点があったために、すごく苦しむことになった。







ゲームの画面を見られる。

ゲームのアイテムを見られる。

くれ、と言われる。


ゲームの会話を見られる。

個人と話をしてたら、いろいろ言われる。

プライバシーがない。

ゲームなのに、監視されている。




実家でする時だけが、自由だった。

それでも、あまり自由には出来ない。





それが、１ヶ月くらい続いた。





苦しかったのは、彼が、私と同じ、チームだったから。

共通の友人が居たから。

その人たちに、嘘をつき続けなければならなかったから。










でも、それも終わった。

彼は、別の世界へと行った。

私は、解放された。







でも、違った。

彼が残したものを、引き継がなければならなかった。

その作業に、多くの人を巻き込んだ。

辛い思いをさせた。

私が頑張らなければ。