ホントのココロ

ホントのココロはどこにあるのでしょうか。

今日は、いろいろ考えてしまいました。


よく

「考え過ぎだよ」

と言われます。
確かにそうなんです。
こうして日々を暮らしていると、一生懸命過ぎて、融通が利かなさ過ぎて、どんどん自分の考えの渦に呑み込まれてしまいます。


今日もそんな感じでした。


「人と比べてはいけない。自分は自分。
自分の中で成長してればそれでいいじゃない。」

そう思うように、練習してきました。
少しずつだけれど、そう思えるようになってきました。

私は最近、昔のてくてく日記を読み返しています。

そうです。読み返せるようになったんです。

そして、客観的に自分を振り返るんです。
過去の私と、今の私。
確実に良くなっています。
ココロもだいぶ、前向きになってきました。
過去の自分のココロに触れても、以前のように引き込まれることは少なくなりました。

「こんな時も、あったんだぁ。」

くらいに思えるようになりました。
よく考えると、すごい進歩です。

私のココロは、色んな人に支えられながら、生き続けてきました。
生き続けて来れました。

ココロの暗闇に呑み込まれそうになった時には、誰かが手を差し伸べて助けてくれました。

私の大切な人たち。

本当に大切な人たち。

あなたたちに出逢えて良かった。

あなたたちに出逢えて幸せです。

ありがとう。心から、ありがとう。






そして、私のホントのココロ。

彼女は一体何を考えているのでしょう。

こんなに恵まれていながら、常に激しく揺れています。
状態が良くなればなるほど、落ちる時の程度がひどくなります。
変に冷静に自分を見て、それでも暴走したココロは止められなくて、
外部からの刺激が増えれば増えるほど、
思考の渦に巻き込まれ、
ホントの自分を見失う。
ホントのココロはどこに隠れているのでしょう。
彼女はいったい何を望んでいるのでしょう。


ホントは良くなりたいのに、良くなることを怖がるココロがいる。

できるようになることが嬉しいはずなのに、それを否定し続けるココロがいる。

やりたいことはたくさんあるのに、それを捨てようとするココロがいる。

生きたいはずなのに、終焉を選ぼうとするココロがいる。

ココロが元気になればなるほど、負のココロも強さを増す。

止められないのです。こうなってしまっては。


自立したいのに、依存してしまうココロがいる。

もし、誰も助けてくれなかったら、今の私はなかった。

誰か一人でも欠けていたら、今の私はなかった。

ホントのココロは揺れ動き、その中で成長してきた。

新しいことに出会い、感謝をすることを覚えた。

大切な人たちがまわりにたくさんいることを気付かせてくれた。教えてくれた。


病気になって良かった、なんて思いたくない。思えない。

だけれども、この経験は決して無駄にはしない。したくない。

人生に無駄な時間なんて無い。

私の今は、私のココロが経験してきたことは、何か意味があるはずだ。

そう思わなくては、やっていられない。

そう思い込ませて、言い聞かせて、生きてきた。


これでいいのでしょうか。いつも自分に問いかけます。

「これでいいんだよ。」
一人の自分が答えてくれます。

「こんなはずじゃなかった。」
もう一人の自分が邪魔します。

それの繰り返し。

そんな毎日。








普通の生活がしたい。
元のような生活がしたい。
例えどんなに辛くとも、今よりは幸せだと思えるはず。

そんなことを夢見て、今の自分を責めている。
そんなことは、終わりにしたい。
今の自分を認めてあげたい。

「これでいいんだよ。」

って、おっきな声で言いたい。叫びたい。認めて欲しい。

結局、私は我儘なんだ。


ホントのココロは、誰かに認めて欲しくて、もがいてるんだ。
その「誰か」こそ、自分なのかもしれないね。

いつか、ココロの底から、それを言える日が来たら、

私は羽ばたけるはず。

夢見た世界へ。新しい私へ。