五七調散文詩

ありがとう なんたんこれで 頑張れる 白と桜に 守られ待つよ

嬉しいな なんたんだけの お部屋だよ みんな優しい これで安心

気持ち良い 不安感じず 過ごす時 もう大丈夫 あとは待つだけ

落ちたって 助けてくれる 人がいる ここは病院 救済の場所

コトコトと 働く音が 聞こえるよ 心地良いな 幸せだよね

今日からは ここがなんたん 守ってくれる 嫌な音から 嫌な人から

横たわり にこにこなんたん 上機嫌 だって嫌なの 此処まで来ない

ありがとう こんなにしてる 皆さんに 感謝いっぱい 笑顔いっぱい

怖くない もう大丈夫 此処までは 誰も来ないし 責めたりしない

外は灰 だけどなんたん 大丈夫 先生近くに 居てくれるんだもん

聞こえるよ 先生の声 近くから なんたんまでは あと何人かな

次々と 溢れて来るよ 言葉たち 今までと違う 嬉しいからだよ

みんながね とってもとても 優しくて なんたん思うよ 幸せだなって

なんたんは 此処に出会えて 幸せだ 元気になって お返ししたい

いつの日か なんたんが誰かを 支えてる そんな日々が 来ると良いな

頑張るよ きっとなんたん 大丈夫 だってこんなに 守られてるから

コンセント ふたつの顔が 並んでる なになになぁに ふむふむそうね

トントントン そこを開ければ たくさんの 夢が溢れる おもちゃのように

朝起きて カーテン開けて 光浴び 若者達に 元気をもらう

籠の中 順番待ってる 鞄さん もう少しだよ 一緒に待とうね

ぶつぶつと なんたんひとりで しゃべってる しんどくないよ 嬉しいからだよ

すごいなぁ 此処にいれば 怖くない ちゃんと待てるよ 落ちない負けない

患者さん 今日はとっても 多いんだ 先生しんどく ないと良いけど

それでもね なんたんいっぱい 聞いて欲しい この一週間 いろいろあったよ

来週は なんたんにとって 試練の時 歳を重ねて 月日を重ねて

忘れたい 忘れられない いつまでも 襲い続ける あの日の恐怖

いつの日か 忘れてやるんだ あんなやつ もっと大きく 強くなるため

怖くない 怖くないよと 言い聞かせ それでも内心 ドキドキなんだ

こないだは 負けちゃったんだ 悔しいな 先生言って 大丈夫だって

揺れてるよ 緑の腕が 空の下 それでも負けない あなたは強い

なんたんは たくさんの人に 守られて 幸せだよね 感謝してるよ

今出来る ことを必死に やれば良い それは明日への 確かな一歩

１２キロ 増えた体重 半年で ３キロ減ったよ 道は長いな

嬉しいな ３３個も 出来ちゃった これはすごいよ なんたん好調

１５歳 なんたん青春 真っ盛り これから何が 待ってるのかな

ドキドキを 感じることは どんなこと 嬉しいことだと それは幸せ

たくさんの 野山を越えて 谷越えて もうすぐなんたん ２６にだよ

長かった この３年間 振り返り 思い出すのは 霞に包まれ

あんなこと こんなことも あったねと 少しは楽に 思い出せるよ

なんたんは みんなのおかげで 生きて居る おかげさまだよ 感謝いっぱい

これからも 大きな壁が あるのかな でも頑張ってきっと 乗り越えてみるよ

雑音に 惑わされない 強い子に 育てて行こう 焦らずゆっくり

気にするな あれは違うよ なんたんの ことじゃないんだ 戯言ばかり

落ち着いて 深呼吸しよう 大丈夫 それが合図だ 魔法の呪文

落ち着くな 心言葉に 変え行けば 溢れる想い 此処に残れり

すごいでしょ 今日は全然 落ちてないよ やっぱりすごいな 環境大事

これならば 笑顔で会えるよ 先生に どれくらいぶりかな 楽しみだな





今日の待ち時間に作ったよ！

短歌を作ったつもりなんだけど、先生が

『口語調だから散文詩ですね』

って言ったから散文詩らしいよ！


たくさん出来ました☆

マル♪