春

ホーホケキョ

　　　　鶯鳴けば

　　　　　　　　春の風

安心立命

安心立命

何時如何なる時も、心が落ち着いていること。
利害に心を惑わされないこと。



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我が家は本当に落ち着く。

今日は、朝起きて、母が実家に帰ってから、ずっと眠っていた。

気がついたら、眠っていた。

特に何かが嫌だった訳でもなく、

心が乱れていた訳でもない。

気がついたら、炬燵の中で横になり、

夢の世界に旅立っていた。



不思議と、それが嫌ではない。

とても楽だ。

とても落ち着く。



一時は、ここを離れなければならないのか、と

心を乱したものだ。

それを思うと、不安になり、

何故この場所に留まるのか、との声に怯え、

他者の目を気にし、

自分の心の寝床を探し続けた。



それでも、ここでこのような時間を過ごすと、

それらの不安は遠く離れていくようだ。

何とも言い難い感情が、

心の底から溢れてくる。



真っ白な天井を見やり、

窓外の、青い空、白い雲、山の緑を見る。

作業をしている職人さんの声、

階段を昇降する靴音、

車の走行音に、新幹線の轟く音、

様々な音に耳を傾ける。

移ろい行く時間の流れを感じることができる。



あぁ、ここが私の場所なんだ、と

しみじみ思う。

ここに居る自分を

また違う視点から見て、

もう一度、自分の存在を確認する。



ここに居る私が

本当の私なのかもしれない。

誰の目も気にせず

裸の私で居られるのかもしれない。

そんな場所が在るということ。

そんな場所に出会えたということ。

そんな場所に居れるということを

とても幸せだと思う。

合縁奇縁

合縁奇縁

縁は異なもの奇なもの。
人と人の関わりは、「縁」と言う不思議な力で導かれ、
気が合うのも気が合わないのも、因縁によるとのこと。

例）あなたのように気が合う人と巡り会ったのも、合縁奇縁でしょう。これからも末永くお付き合いください。



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私は「縁」というものを大切にしたいと思う。

全てのことにおいて、「縁」というものが深く関わっていると感じるからだ。



今日、素敵なことがあった。

実家からの帰り道、買い物をしにお店に寄ったら、長年お世話になっていた人に、偶然出会ったのだ。

その人は、私がボランティアを始めた時からお世話になっている、社会福祉協議会の職員さん。

今は違う区の社会福祉協議会に勤めていらっしゃるが、今でも私のことを気にかけてくださっている。

１年以上、会うこともなかったのだが（私の状態も悪かったし）、今日偶然出会えた。



とても久しぶりとは思えない。

遠目からでも、一目でその人とわかった。

声をかけると、びっくりしながらも、優しく話してくれた。

相変わらずの優しい笑顔。

またみんなで集まりたいね、と話をした。

少しの時間だったけれど、私はとても嬉しかった。



その時に思い浮かんだ言葉。

「合縁奇縁」

今の私があるのも、多くの方との不思議な縁のおかげ。

これから先も、この「縁」を大切にして生きていきたいな、と思った。





＊ココロちゃん＊

　　これからもよろしくね♪

（☆小さな部屋☆より）