報道について

ある記事に出会って、考えた。

「考えた」と言うより、今まで自分が思ってたことを「ずばり言い当てられた」という感じだ。



今の世の中、様々な情報伝達手段がある。
その中で、私たちの生活の中に溢れている、様々なニュース。
それらを報道する手段として、新聞・雑誌・ラジオ･テレビ・インターネットなどが挙げられる。

私は精神状態が悪い時には、それらの情報を自分の世界からシャットダウンしていた。
今でこそ、少しずつ、情報を受け入れられるようになってきたが、心理的に受け入れられない情報が多い。
それらの情報に触れると、心が掻き乱され、体調が悪くなるからだ。



私たちが知りたい情報を、これらの機関がどれほど正確に伝えてくれるのだろうか。
ひとつの物事に対して、一方からの視点だけでとらえることは、とても不確定だ。
物事には双方の視点から、多角的にとらえることが大切だと思う。
そのために、偏った情報ばかりを流すのではなく、様々な観点から、私たちがその物事をとらえられるような報道をしてほしい。

面白おかしく脚色するのも、必要かもしれないが、

その人が、その時に、必要とする情報を、どれだけ正確に伝えられるか。

ということを大切にして欲しいと思う。

そんな世界になることを願っている。



今は自分の世界の中だけで生活している私だが、もっと状態が良くなった時には、様々な情報を入手し、いろいろ考えるようになりたい。
受動的なだけではなく、能動的に物事をとらえ、自分の考えをしっかりもって、この混沌とした世の中を生きていきたいと思う。