溢れた心

今週は、受診がなく、心を十分に充電できていないまま迎えることになった。
今日で２日目だ。

心のコップは満杯になっていた。
必死に溢れそうになる心を押さえていたけれど、字が書けないから、日記をかけない。
つまり、心を表現できない。
吐き出せない。
ブログもなかなか思うように書けない。

私の心は止まっていた。
「作戦Ｘ」で気を紛らわそうとしても、完成間近になっている。

たぶん、限界だったんだろう。
先生の言葉を信じて、このまま何事もなく２週間を持たそうと頑張ってはいたけれど、今の私にはまだまだ無理だったんだろう。

心のコップはいっぱいになっていた。
それが、今日。
ちょっとしたことが引き金になって、一気に溢れた。
涙となって、届かない叫びとなって、呻き声となって、溢れていった。
母に向かって、見えない何かに向かって、私の心は叫んでいた。

「救って欲しい」と叫んでいた。

「助けて欲しい」と叫んでいた。

「辛い」「悲しい」「苦しい」「しんどい」
いろんな負の感情が、一つの大きな渦となって私の心の中を駆け巡る。

私の心は溢れていた。
たくさんたくさん、溢れていた。
たくさんの涙と、叫び声と、呻き声と共に。

母を叩いていた。
母を噛んでいた。
自分を噛んでいた。

一本の指で、ひたすらにパソコンのキーを打っていた。
想いを言葉にしたくて。
ただただ、言葉にしたくて。
溢れる心を言葉にした。
ただひたすらに、言葉にした。

言葉は不思議だ。
言葉になるだけで、心が楽になる。
心の重荷が軽くなる。
全部は消えてしまわないけど、それでも心は救われる。

心が言葉になることで、私の心は行き場を見つける。
心が言葉になることで、私の心はカタチになる。
「言葉」というカタチになる。

私の溢れてしまった心。
行き先を見つけて、楽になれたよ。
ココが私の心を受け止めてくれた。

ありがとう。
あなたがいたから、私は楽になれたよ。
私の心を、カタチにできたよ。
ありがとう。
本当にありがとう。