心のリハビリ －止まる－

昨日は、フリースペースの日でした。


ここには、なんたんがとっても苦手なボランティアさんがいます。


ダメなんです。

怖いんです。

嫌なんです。



申し訳ないと思うけれど、怖いんです。。。






でも、なんたんは「なんとかなるだろう」って思って行ったんです。

すると………















センター入り口にて、その人発見！！





なんたん、どどーーーーーーーーーーーーーーんと落ちる！！！




入れない、入れない、入れない・・・


怖い、怖い、怖い・・・・・・・












しばらく入り口で固まってました。

動きが全て止まってました。












…もういいかな？




と思って入ったんだけど、やっぱりダメ。







…と、そこに社協の職員さんが！！


なんたんを見つけて声をかけてくれました。



この職員さん、実はなんたんが一番最初にここに来た時に相談に乗ってくれた人なんです。

なんたんのことを気にかけてくれていたみたいで、いろいろ話を聞いてもらいました。



なんたんが良くなってきたから嬉しいって。


それでね、この職員さんの口癖は

「頑張らんのんよ」

なんです。

いっつもね、言ってくれるの。

「頑張らんのんよ」

って。








で、しばらくお話を聞いてもらって、少しずつ元気になってきたなんたんのところに、１通のメールが届きました。

詳しくは、また後で。







そのメールに元気を貰って、なんたんは勢いよく

「行ってきますっ！！」

って言って、フリースペースの場所に行ったんです。







でもね、最初はそろぉ～りと。

ドアを少しだけ開けて、顔だけ入れて。



なんたんの安心する人が一番手前に居たから、声をかけて。

そしたら、なんたんが一番信頼している人が出てきてくれて、

「良く来たね」って。





なんたん、横走りにそのふたりの間にシャーーーーって行って座ったよ。






あの人はなんたんの見えるところにいるけど、なんたんは見ない様にずっと下を向いてたよ。




で、なんたんは、お花の本を見てたよ。



あの人がなんたんのところに来そうになった時、他の人がカバーしてくれたよ。

なんたんは、ちっちゃな声で

ありがとう

って言ったよ。





そのうちに、元気の良い利用者さんが来たよ。



お昼ごはんを食べて、続きをしたよ。





でも、昨日は特別に、隣の部屋の人たちがビデオを見にやってきたの。



なんたん、それが怖くって、ちっちゃくなって、安心できる人と信頼できる人のところで震えてたよ。

元気な人も一緒にちっちゃくなって固まってたよ。



信頼できる人が「大丈夫よ」って言い続けてくれたよ。





団体さんが帰ってからは、なんたん少しずつ大丈夫になったよ。











それでね、帰ったの。


ちゃんと泣かずにおれたよ。





今度はもうちょっと慣れたらいいな。



いつかは、あの人も克服できたらいいな。










また、来月ね。


なんたん、続けるよ。