心のリハビリ －決意－

１０月７日（金）


無事に研修を終え（参照：「心のリハビリ　－お勉強－」）、少しお手伝いもした私。
本来なら、すぐにでも帰る方が、心にも、体にも良いのですが、なかなか帰れずにいました。


それは、私の中でたくさんの心た

ちが暴れまわっていたから。

私の心が渦巻き、

葛藤していたから。


駐車場では母が待っています。
だけど、私はなかなか動けませんでした。

事務室に留まり、なかなか動けずにいました。

先生の話を聴き、改めて園内を見て、いろいろと思うところがあったのです。



そして私は決心しました。


自分の荷物を

少しずつ持って帰ろう、と。



２００５年２月１７日（木）から休職に入った私は、２００５年１１月１６日（水）で９ヶ月間の休職生活を終えることになります。


最初はこの９ヶ月の間に復帰できると考えていました。当初の予定では、３ヶ月だったのです。
しかし現実はそんなに上手くは行かないもの。

休職に入った途端、緊張の糸がプツンと途切れ、病状は悪化し、何も出来なくなりました。それでも、少しずつ回復しながら現在に至ります。しかし、残された時間で復帰出来るほどまでに回復することは、もはや無理でしょう。今、この状態までこれたことだけでも、私にとってはすごいことだからです。


９ヶ月という間、私の復帰を待ってくださると言ってくださった、

職場のみなさん、全員に

感謝の心を伝えるとともに、

自分の心にけじめをつけなけれ

ばならない時が迫っているのです。


本当ならば、戻りたい。

元気になって、戻りたい。

それが私の夢であり、

今を生きていく支え

でもあります。




「社会復帰」


ただこのためだけに、これを叶えるために、苦しみながら生きてきました。

そして今も苦しんでいます。

その中で、少しずつ、病状が良くなっていくのが、私が生きていける力になっているのです。




この心のリハビリ。

残された時間に、自分の心を整理し、けじめをつけるための方法なのです。

この「けじめ」とは、１１月１６日のことです。
この日をいかに心穏やかに迎えられるか。その後に、また大きく落ち込んでしまわないための予防線でもあります。

だけども、一筋の望みに賭ける気持ちはいつまで経っても消えません。





私は決意しました。

これで、ひとつ心を前に進ませてあげれました。

いいえ、「前に進ませた」って言い聞かせてる。

私がいつまでもこだわってることで、みなさんに迷惑をかけてしまう。

私が病気になったせいで、みなさんに迷惑をかけている。

早く心を切り替えなくちゃ。

みんなが少しでも、楽に生活できることが何よりの私の望み。

大好きなみんなの笑顔に会えること、みんなが笑顔になってくれること、それが何よりの幸せ。

私がいつまでもこだわってちゃいけない。

固執してはいけない。

いつか必ず戻ってくるから。

そう信じているから。

だから、今は耐えていこう。

病気を治すことが、一番大切。

元気になったら、戻ってきたい。

みんなと同じ空気を吸って、みんなと同じ時間を生きたい。

そのための決断。



そして私は、段ボール箱をひとつ、車に積んだ。

最後は涙ばかりが溢れてくる。

辛いけど、決めたんだ。

その日を迎えるって、決めたんだ。

だから、いいよね。




＊ココロちゃん＊
　　本当にありがとう。

（☆小さな部屋☆より）