心のけじめ

いつの日か、「心のけじめ」をつけなければならない日が来る。

私にとって、その日は近い。

カウントダウンが始まった。

その日までに、私は「心のけじめ」をつけなければならない。

心は焦る。

でも、焦ってはいけない。

覚悟を決めなくては。



その日が来ることはわかっていた。

恐れてはいるけど、受け入れなくてはならないのだ。

私の居場所が無くなるその日を。

私は「心のけじめ」をつけなくてはならない。

その日が来たら、潔く撤退しよう。

人に迷惑をかけてはいけない。

潔く去らなくてはならない。

その日は近い。

その日までに、私の出来ることをしよう。

私自身に、私の心に、それを受け入れるための準備をさせよう。

まだ残された時間はある。

その日まで、私の出来る限りのことをしよう。

後でどれほどしんどくなっても構わない。

その日が来たら、あとはもう何も出来なくなってしまうのだから。

だから、その日まで、私の出来る限りのことをしよう。

自分の心にけじめをつけよう。

自分の心にけじめをつけよう。



だからお願い、私に時間をください。

心にけじめをつけさせてあげるための時間をください。

これ以上、私の心が壊れてしまわないように。

前に歩き出した心を止めてしまわないように。

私に時間を下さい。

心が前に進んでいくための時間を下さい。

心にけじめをつけるために。