慈烏反哺

『慈烏反哺』（じうはんぽ）

子どもが年老いた父母に孝行し、親の恩に報いる事。

烏は、大きくなると親鳥に口移しで餌を与える事から来ている。

「反哺」は食べ物を口移しにして食べさせる事の意味。



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今は、両親にとても世話になっている。

一度は家を出た身ではあるが、こんな形で舞い戻ってしまった。

それでも、我が家に居座り続け、新しい自分の環境を作ろうとしている。

守ろうとしている。

それを支えてくれているのは、他ならぬ両親だ。

多くの人たちだ。



私がいつか巣立ちをする時、

今、助けてもらっている人が困っている時、

恩返しができるようになりたい。

いや、したい。



そんな夢を描いて、今はまだ巣箱の中で、巣立ちの日を待っている。

少しずつ、成長しながら。

採長補短

『採長補短』（さいちょうほたん）

他人の長所を採り入れ、自分の短所を補うこと。

他でやっていることを見習い、自分がやっていることの悪い点を補うようにすること。



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これをするには、もっと周りに目を向ける必要がある。

それだけ、心に余裕を持つということではないだろうか。

考えてみれば、他の人のいい所ばかりが目に付くが、それをうまい具合に自分に還元できたことがあまりない。

それには、それを受け入れ実行するだけの能力と、心の余裕が足りなかったのだろう。

今は落ち着いて、ある意味、第三者的に自分を見ることができるようになってきたと思う。

この言葉は、今後の自分に贈りたい。



いつか、もっと人と接する機会が増えた時、

自分と他者との違いに目をつけ、良いところを盗んで自分のものとする。

そうすれば、もっと自分も楽に生きられるのではないかと思う。

今はまだ、人の目が気になって気になって仕方がなく、とても不安が強い。

この不安が少しでも軽くなるように、そしてそれに押し潰されないように、

人の良いところを盗んで、自分でも実行できるようになりたいと思う。

才気煥発

『才気煥発』（さいきかんぱつ）

頭の回転が速く優れていること。

鋭い才能が外に現れること。

才能が光り輝くこと。

他の人には見られないきらめき、ひらめきを評して言う。

「才気」は素早く適切な判断ができること。

「煥」は日が赤々と輝くという意味で、「煥発」は輝き現れること。



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いつか自分の中にある才能が光り輝いて、溌剌と働きたい。

いろんなアイデアを出して、みんなに喜んでもらいたい。

そうすれば、私自身も幸せになれる。

内面からの輝きは、その人を人間として輝かせ一層大きなものにしてくれると思うから。

今の私はどうだろう。

夢はある。

希望はある。

素晴らしい環境に恵まれて、幸せだと思う。



…ただ、現実問題、出来ないことが多い。

夢を叶えるには、まだまだハードルが多いし、時間がかかる。

それでも、否、そんな中だからこそ、才気煥発とした女性でありたい。

前向きに、あきらめず、生きていきたい。

「生きる」って約束した。

「戻る」って約束した。

そのための、毎日なのだから。

豪放磊落

『豪放磊落』（ごうほうらいらく）

おおらかな性格で、図太く、些細なことにはこだわらないこと。

「豪放」も「磊落」も、快活で心が広く、小さなことにこだわらない様を言う。



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私ももっと図太くなりたい。

些細なことにこだわらずに、前を向いて生きていきたい。



思ってはいるけれど、実行に移すのはなかなか難しい。

今日も気づけば、こんな時間までパソコンをしてた。

途中、昼寝してたけど、やろうと思っていたことが出来ない。

外に出れない。

気力が湧いてこない。

こないだまでは、１日に１回は外に出ようと心がけていて、

毎日図書館に通っていたものだ。

今日も図書館に行こうと思っていた。

だけど、本が読めないんだ。

何なんだろうね。



「…きっと、こんな時期なんだ。」って自分に言い聞かせてるけど、これでいいのかな？

でも、良いんだろうな。

あぁ、考えてみれば、今週は頑張ったもんな。

力使い切っちゃったのかな？

金曜に習字に行って、土曜にクラス会。

十分動いたよね。

だから、昨日も今日も家から出られないのかもしれない。

こうしてパソコンに噛り付いて、誰かの存在を確認したいのかもしれない。

今日も昼から留守番なんだ。

だから余計に動けないのかもしれない。

一人だと、力が湧いてこない。

誰かの力を必要としているんだ。




…まだまだだな。

この一歩も出ることなく、外の空気を吸うことなく、今日も一日が終わるんだ。

気持ち悪いけど、動く気力がないから、しょうがないか。

そんなことにこだわらなければ良いのにね。

まだまだ器が小さいや。

おっきく、おっきく、なりたいなー。

豪放磊落な人間に、ね。

行雲流水

『行雲流水』（こううんりゅうすい）

空を行く雲と流れる水のように、自然のままに行動すること。

物事にとらわれず、成り行きに任せる平静な心境。

また、よどみなく移り変わること。

諸国を修行して回る禅僧の意としても用いられる。

「流水行雲」ともいう。



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何かに躓いた時、今の自分に疑問を抱いた時、

ふと空を流れる雲を見て、川を下る水を見る。

自然のあるがままの姿に気付いたら、

自分自身もそれで良いのではないかと思える時がある。

それが、この言葉じゃないかな、と私は思う。



今日は、しんどくて朝からあんまり動いてない。

予定していたことも全く出来ないし、やる気も起きない。

さっきまでは、「どうしよ～」とか思ってたんだけど、

あるがまま…「今日はこれでいっか」と思えるようになった。

………と思う。（まだまだ未熟です）



今は、あんまり無理せずに、空を見て、外の音を聴いて、自分の時間を過ごして。

やりたいことはいっぱいあるけど、焦ることなく、出来ることからしていって。

物事に臆病にならずに、傷ついても立ち直る強さ、逃がせる強さを手に入れたいと思う。




こうして、自分に言い聞かせる。

ありのまま、そのままで良いんだって。

それが今の私の呪文かな。



今日は朝５時に起きて、母さんは仕事に行った。

帰って来るのは２０時過ぎ。

久しぶりに長く留守番をしている。

朝ごはんは、結局食べれなかった。

お腹はすいていたけれど、「レンジでチン」が出来なかった。

だけど、お昼には出来た！！

すっごい久しぶりに「レンジでチン」が出来た！！

これって、かなり凄いこと。

嬉しかった。

やろうと思えば、何とかなるもんだね。

夜も出来たらやるけれど、出来なかったら無理にはしない。

とりあえず、今日１回でも「レンジでチン」ができたことを褒めてあげよう。

こうして、一歩一歩、進んで行くんだ。

きっと来年は、今よりももっと良くなってるはず。

今が過去となり、未来が今となる時には、私はひとつ成長しているんだ。

見ててね、必ず良くなるから。

見ててね、私の一歩一歩を。

よぉーーーーし、笑顔が戻ったぞ！

のんびり、のんびり、待つことにし～よう♪