心の足跡 －２００５年４月１５日－

病院で、今日は１時間２０分診察してもらった。
今日までが長かった。
でも、先生に話をきいてもらったら、楽になったよ。
帰ってすぐ日記をかいた。
昼からスーパーに行った。
ホームセンターで、青い２７インチの自転車を買ってもらった。
きれいな色よ。
夜、母さんと今日までを日記を見ながら振り返った。
長く感じるのに２月なんだよね。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

【ノートＮｏ．５】

昨日は母さん広島泊まり。
２１じには寝たけど、１：３０、３：３０と目が覚めた。
夢は変な夢。小～大学までの友達が出てきて、新入生の波が押しよせてきたり、マラソン大会であったり。
展覧会であったり…
変な夢。疲れる夢だった。
５：００に起床。でも、ずーっとぼーっとしてるの。
６：４０に母出発との連絡あり。
ゆっくり活動しはじめた私。
ようやくこの日が来た。
病院に行く日がようやく来た。
７：１０に母到着。○先生からの手紙を持ってきてくれた。
両先生とも、私にとって恩師です。
朝から、気持ちが楽になりました。
ありがとうございました。
今もまた、病院の待合室で待っている。
伝えたいことはたくさんある。
それを上手く伝えられるか、不安でもある。
今日はメモを書いてきた。
そして、あの手紙を持ってきた。
全てはあの手紙に帰結すると、
この一週間で思った。
さて、診察が始まった。
今日も一番だ。嬉しい。
いろんなことを聞いたよ。たくさん答えてくれちゃったよ。
１時間２０分も話したの。すごく楽になったよ。先生ありがとうございます。
先生、教えてくれたよ、あの手紙のこと。
私のせいじゃないって。
書いた人の心が病んでるんだって。
私じゃなくても、他の人でも
書いていただろうって。
「新人のくせに生意気だ。」
私の動きが目についたんだろう。気に入らなかったんだろう。
「かわい子ぶっても無駄だ。ブス。」
私の存在が脅威に思えたんだろう。って。
「□には、絶対に手を出すな。許さない。」
□さんをとられると思ったんだろう。って。
「あんたの過去は知っている。」
自分に知られたくない過去があるんだろう。って。
「他言無用。誰にも言うな。」
言われたら、自分の立場が悪くなるという不安があるんだろう。って。
もう一度、先生に改めて分析してもらって、楽になったよ。
何より、「私のせいじゃない。」っていうことがとても心を軽くしてくれた。
いつも思ってた。
私のせいで、相手が追いつめられて手紙を書いたんじゃないかって。
だから、いつも辛かった。
ずっと自分で自分を責めていた。
でも、先生は、それを助けれくれた。
「私のせいじゃない。」って言ってくれた。
嬉しかった。
「褒め言葉だと思いなさい。」って言ってくれた。
違う道がみえてきた。
先生言ってくれた。
「利用者さんのために園があるのだから、利用者さんのために働いたらいいんですよ。
他の職員のことを気にしすぎですよ。
職員よりも利用者さんのことを考えて動くのが一番ですよ。
そうしたら、利用者さんが助けてくれます。職員はあとからでいいんですよ。」
そして、病気のことを聞いたら、
「良くなっていますよ。」って。
嬉しかった。良くなっているんだって。
先生に治りますかって聞いたら、
「治りますよ。」って。
私の病名はなんですかって聞いたら、
「パニック障害ですよ。」って。
良かった。やっぱりそうなんだ。
「うつ病」じゃなくて、「パニック障害」なんだ。
良かった。パニックの症状が減ってきたら、良いんだよね。
ほんと良かった。
先生、褒めてくれたよ。私のこと。
「純粋な心」だって。
「その心を忘れないことが大切です。」って。
嬉しかった。私、このままでいいんだよね。
みんなのために働いていいんだよね。
今の考え、あきらめそうになった。
世の流れに流されそうになった。
悔しかったけど、その方が楽かなって。
でも、このままでいいんだって。
この心、忘れたくないって。
この心、大切にしていこうって。
この心、これからもずっとずっと持っていようって。
私の働く大元にあるのは、
「みんなのために」ということだけ。
みんなが好きだから、
みんなに助けられたから、
みんなの手伝いがしたい、
みんなの笑顔がみたいから、
みんなが「楽になった」って言ってくれると、私、とても嬉しいよ。
やってて良かったなって思うよ。
そんな思いをまた味わいたい。
今はただ、良くなることだけ
そのためだけに、心のむくまま
おもむくまま。
先生が言ってくれたもん。「治る」って。
涙を出すのは、気持ちを出すのは
良いことって。
先生が褒めてくれたもん。
「純粋な思い」って。
詩みたいな文章になるのは、
心がいろんな思いを抱えているからって。
先生が言ってくれたよ。
「人生、そんな時もありますよ。」って。
嬉しかった。
救われた。
私、私で良かった。
今日は、とっても楽になったよ。
先生言ってくれたよ。
「動けるのはいいことですよ。」って。
私の動くのは「気持ち悪い（＝気になる）」が原動力。先週からは、それが強く出てきだしたんだ。
それで、掃除したり、皿洗ったり、洗濯機まわしたり、洗濯物たたんだりするようになったんだ。
「気持ち悪い。」と思うたびに、動いてしまうんだ。
私、でもちょっと怖かったんだ。
「強迫観念」みたいなものに発展していくんじゃないかって。
怖かったんだ。
でも、あの程度なら、「大丈夫ですよ。」って。
良かった。まだ大丈夫だったんだ。
良かった。楽になったよ。
昼からはお母さんと自転車を買いに行った。私はどうしてもきれいな青が欲しかった。母さんは２６インチがいいと言った。でも２６インチには好きな色のがなかった。私は好きな色じゃないと、どうも乗る気がしない。
お母さんと相談した後、結局２７インチのきれいな青の自転車を買った。
早速、家までのって帰った。なかなか爽快だった。これで、行動範囲が広くなるといいな。